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とちぎ防災マスター育成講座 [第2回]災害情報を的確に判断し、行動へと繋げよう

[第2回]災害情報を的確に判断し、行動へと繋げよう

第1部
「大雨や台風に備えて」
 講師 宇都宮地方気象台 防災気象官 辻本 嘉大さん
第2部
「災害図上訓練 気象庁ワークショップ」
 講師 NPO法人栃木県防災士会 理事長 稲葉 茂さん

 9月3日、地域で防災・減災対策を推進するリーダーを育む「とちぎ防災マスター育成講座」の第2回講義がニューみくら(宇都宮市)で開催されました。

 第1部は、宇都宮地方気象台の辻本防災気象官による「大雨や台風に備えて」の講義。台風が立て続けに発生し大雨や台風災害への危機感が高まっている時期のタイムリーな講義とあって、受講者たちの表情は真剣そのもの。大雨・台風被害の種類や、防災気象情報とその効果的な利用法、情報入手法等を学びました。

 第2部は、受講者が5つのグループに分かれて、気象庁ワークショップ「災害図上訓練」を実践しました。ワークショップではまず、くじ引きで家族構成と家屋の場所、構造の3つの条件を決定。その後、NPO法人栃木県防災士会の稲葉理事長と、同会監事・作新学院大学客員教授の冨澤廣三防災士の掛け合いによる進行に応じてグループごとに状況を話し合いながら、いつ、どんな行動を取るべきかを検討し、地図上に避難経路を書き込みます。刻々と変わる災害情報の中で、話し合いはどんどん白熱していきました。最後にグループごとの発表と講評が行われ、冨澤防災士は「自分の命を守るために、的確に災害情報を判断し行動することが大切」と、「自助」を基本とした行動の重要性を受講者に伝えました。


受講者インタビュー

宇都宮市在住 M・Yさん

 異業種から災害救護用品を扱う会社に転職して、防災・減災に関する経験や知識の必要性を感じました。この講座で得た実践的な知識を、仕事だけではなく実生活にも生かして、いざというときに備えたいですね。

宇都宮市在住 池田 佳代さん

 東日本大震災後の停電して電話が繋がらない状態の中で、自分は無力だと痛感しました。熊本地震で妹が被災し、災害は人ごとではないと思ったことも受講のきっかけです。地域の中の情報発信者になりたいと思います。

講師インタビュー
関心を持つことが防災の第一歩
宇都宮地方気象台 防災気象官 辻本 嘉大さん

 東日本大震災発生後、一般の方の災害への関心は非常に高まりました。しかし、気象庁の事業についての周知はまだ足りていないと感じています。技術は日々進化し、気象庁では、より精度の高い天気予報や大雨や台風などの災害に関する予報・警報を発表するよう努力をしています。できるだけ分かりやすく詳細な情報を提供したいと考えていますが、残念ながら私たちから県民一人ひとりに直接お伝えすることはできません。ぜひ県民の皆さんから情報を取りに来ていただきたいと思います。まず、天気や災害に関心を持つことが防災の第一歩。宇都宮地方気象台のホームページでは気象情報や講座、催事のご案内をしていますので、ぜひご覧ください。