県内市町議会の女性議員総数が、今年5月時点で63人となったことが16日までに、超党派組織「県地方議会女性議員連盟」(会長・山田美也子(やまだみやこ)県議)と下野新聞社の調査で分かった。約10年前と比べ議員数は2人増にとどまるが、定数削減が進み、全体に占める割合は12・5%と3・1ポイント上昇。緩やかに増加傾向が続いている。女性議員不在は塩谷町のみだった。女性の政界進出を促す「政治分野の男女共同参画推進法」が同日成立したこともあり、同議連はさらなる女性議員の増加に力を入れる。

 同議連は女性の地位向上に取り組もうと、1988年に県内の女性県議、市町村議で設立した。現在の会員数は48人。調査結果は同議連が2017年12月末現在でまとめたものに、今年の3、4月に行われた市町議選の結果を加えた。

 女性議員を市町別に見ると、宇都宮、足利、小山の3市が6人で最も多かった。次いで大田原市の5人、栃木市の4人と続いた。女性議員の割合が最も高かったのは足利市の25・0%で、次いで小山市20・0%、大田原市19・2%だった。

 07年末は那須烏山、塩谷、茂木、市貝、二宮、西方、都賀、壬生の8市町に女性議員がいなかった。その後の選挙で女性議員が誕生したり、市町合併があったりしたため、現時点で女性議員が不在なのは塩谷町だけとなった。