首都圏などのJR主要路線車内に掲示された宇都宮カクテルをPRするポスター

 【宇都宮】昨年、市を訪れた観光客数(1498万9200人)および宿泊者数(159万2056人)が、それぞれ4年連続、8年連続で、過去最多を更新したことが、市観光交流課の調査で分かった。「来訪目的」「市のイメージ」(共に複数回答)のトップは「ギョーザ」で圧倒的な“1強状態”が続き、市はカクテルなどのPRで観光資源の多様化を図りたい考えだ。

 観光客数は、関東に宮城、福島を含めた9都県の計3690人(宇都宮市民は除く)にインターネットを使い調査した結果に基づく。伸びは1・1%と、2016年の前年比(0・8%)同様の微増にとどまった。同年までの目標としていた観光客数1500万人の達成は成らなかった。

 「来訪目的」は、「ギョーザ」(63%)が突出しており、市が売り込みに力を入れる「大谷」(8・9%)や「カクテル」(4・4%)「ジャズ」(2・8%)と大差をつけた。

 昨年中に市を訪問しなかった人も含め聞いた「市のイメージ」でも、「ギョーザ」が92・3%に上った。2位は「近隣に有名な観光地や温泉地がある」(36・8%)。「大谷」は33・2%で、前年(33・4%)とほとんど同じだった。

 市では4月からの「栃木デスティネーションキャンペーン(DC)」スタートを控え、積極的なプロモーション活動を行ったことや、2日間で6万1千人の集客があった3人制バスケットボールの国際大会開催などが、観光客数の増加につながったと考えている。