校舎内で卒業文集などを見る卒業生

 【鹿沼】本年度で閉校する西大芦小で「最後の学校開放」が22日、始まった。授業の公開をはじめ、学校の沿革が分かる資料や卒業アルバム、卒業記念作品などを展示しており、自由に見学できる。卒業生も足を運び、自分の詩集などを見つけては当時を懐かしんでいた。26日まで。

 同校の在校生は6年生の男女4人で3月16日に卒業式、25日に閉校記念式典を行い、143年の歴史に幕を閉じる。その前に地域、卒業生ら多くの人に最後の「西大芦小」を見てもらおうと企画された。

 学校行事の写真、各種表彰状、盾など学校の歩み、卒業アルバム、詩集などを校舎内に展示。同校にはOBの芸術家の作品や地域から贈られた机、書棚、大時計なども数多くあり、それらを記載した「お宝マップ」も作成し、自由に見学できるようにした。

 特別展示に見入っていた上大久保、公益財団法人職員上沢哲(うえさわさとる)さん(36)は1993年に同校を卒業。「閉校と聞いたときは寂しかった。旧校舎、新校舎と思い出はたくさんある」と話す。下大久保、製造業渡辺智弘(わたなべともひろ)さん(28)は校舎内に入ったのは卒業以来。「机や椅子が思っていたより小さい。不思議ですね」と感慨深そうだった。