商標登録した「宇都宮餃子(ぎょーざ)」を不正使用しているとして、宇都宮餃子会(宇都宮市馬場通り2丁目)が「宇都宮餃子元祖宇味家」を展開する株式会社三樹(同市山本1丁目)に商標使用中止や220万円の損害賠償を求めた訴訟の弁論準備手続きが20日、宇都宮地裁(河本晶子(かわもとあきこ)裁判長)で行われ、和解が成立した。

 餃子会側の代理人弁護士によると、三樹が宇味家の表記から「元祖」の文字を削除し、来年末までに餃子会へ加入申請する内容で和解した。双方の間で、金銭の支払いはないという。

 餃子会は訴えで、三樹が看板や商品などで商標権を侵害し、餃子会組合員であると誤認させると主張。「元祖」の表記についても、組合員の中で特別の地位にあると誤認させる恐れが高いとしていた。