展望室からの眺めを楽しむ来園者たち

 【日光】本町の日光田母沢御用邸記念公園で15日、御用邸最上階「三階御展望室」の特別公開が始まった。明治天皇が西洋料理を食したとされる部屋で、訪れた人たちは皇室ゆかりの場所から見える景色を楽しんだ。来年1月31日まで。

 最上階は、赤坂離宮として使われた紀州徳川家の江戸屋敷の一部を移築して造られ、庭園などの景色を楽しむ場所だった。御用邸の国重要文化財指定を記念し、13年前からこの時季だけ公開している。

 「次の間」「御展望室」の2部屋で構成され、茶室風の様式を取り入れた数寄屋造りが特徴だ。室内では意匠が凝らされた装飾を、窓からは約7千平方メートルに及ぶ階下の屋根の連なりを間近に見ることができる。