元気よく提灯をぶつけ合う子どもたち=3日午後7時5分、野木町野木

 野木町野木の野木神社で3日夜、提灯(ちょうちん)同士を威勢良くぶつけ合う「提灯もみ」が行われ、参道を埋めた大勢の見物客から歓声が上がった。

 源頼朝(みなもとのよりとも)から同神社に献上された神馬で氏子地域を回る「七郷巡り」の際、出迎えの男衆が提灯を手にぶつかり合ったのが由来とされ、約800年前から伝わる伝統行事。

 同日午後7時、高さ約5メートルの竹ざおに結ばれた提灯に火がともされると、地元の小学生たちが相手の提灯の火を消そうと威勢良くさおをぶつけ合った。

 「提灯もみ」を初めて見た小山市間々田、主婦須藤多恵子(すどうたえこ)さん(73)は「地域のまとまりが伝わる迫力ある祭りで素晴らしい」と楽しそうに話した。