ラズベリーパイ財団賞の山田君(左)とアイデア賞の五江渕君

 【那須・大田原】名刺サイズのプログラミング学習用パソコン「ラズベリーパイ」を使った電子工作作品やアイデアを募る「みんなのラズパイコンテスト2017」(日経Linuxなど主催)で、那須町那須中3年山田涼太朗(やまだすずたろう)さん(14)がラズベリーパイ財団賞を、大田原市市野沢小5年五江渕雅央(ごえぶちまさお)君(11)がアイデア賞を受賞した。「高校でもプログラミングを続ける」(山田君)、「今後はアイデアを実現したい」(五江渕君)と2人はさらなる意欲を燃やしている。

 コンテストは14年から開催され、専門家の審査によるグランプリやアイデア賞などのほか、ラズベリーパイを開発した英国のラズベリーパイ財団の審査による賞がある。今回は過去最大となる7歳から69歳までの160件の応募があった。

 財団賞に輝いた山田君は2年前にも双子の兄とともに応募し、2度目の受賞。今回はラズパイを使って計算や翻訳、メールなどの機能を搭載し持ち運べる「スマート筆箱略して『すまふ』」を製作した。筆入れ部分などの外装部分は3Dプリンターで仕上げた。山田君は「兄の手を借りずに出来、前回と違った満足感がある。『すまふ』にもっと多くの機能を追加し、進化させたい」と話す。

 アイデア賞の五江渕君はトランプなどのカードを自動で混ぜてくれる「カードシャッフル装置」を考案。「友だちと遊んでいる時に、カードが公平に配られずにもめた」経験から思いついたという。