市を舞台にしたアニメのポスターと広瀬市長

 【下野】広瀬寿雄(ひろせとしお)市長は17日の定例記者会見で、地元の知名度向上などを目的に、市を舞台にしたご当地アニメーション「サクラノチカイ」を制作していると発表した。主役の一人、下野古麻呂(しもつけのこまろ)役を「輝け下野エール大使」を務める人気声優下野紘(しものひろ)さん(37)が担当。とちぎテレビから生まれたアイドルキャラクター「まろに☆え~る」の市観光大使「瓜田瑠梨(うりたるり)」なども登場する。

 アニメ制作は「しもつけ・未来・プロモーション事業」の一環。首都圏などの若者層に、市への興味や関心を高めてもらうのが狙い。制作費は約1千万円。

 下野古麻呂は7世紀末から8世紀初めにかけて活躍した下野国の豪族。大宝律令制定や下野薬師寺建立に尽力し、国の最高幹部にまで上り詰めたとされる。

 アニメは約12分間で来月完成予定。1千年以上の時を超え、現代の市に古麻呂が現れる展開。瓜田瑠梨たちと市役所や道の駅などを巡り人捜しに奔走する。古麻呂は「まろに☆え~る」の原作者、一葵(いつき)さやかさんが新たに書き下ろした。

 概要版は市のシティープロモーション専用サイト「プチハピしもつけ」で来月中旬に公開され、本編は来年1月10日午後11時半、とちぎテレビの特別番組として放送。特典映像を加えたブルーレイも市観光協会で限定販売する予定だ。