園児を前に、手作りの紙芝居で火災予防を呼び掛ける野木町消防団女性班の班員たち

 【野木】秋季全国火災予防運動期間中の14日、町消防団女性班が火災予防を呼び掛けるオリジナルの紙芝居を丸林の「いちご保育園」で園児約110人を前に初めてお披露目した。女性班は子どもたちの防火意識の向上に努めるとともに、各種啓発活動の強化を図る。

 女性班は2015年4月に発足。班員は6人で、啓発活動や防災教育、ポンプ操法大会のアナウンスなど後方支援を行っている。

 紙芝居のタイトルは「ぼくの出番だ!消防車のしょうたくん」。女性班は子どもを対象にした啓発活動に役立てるため、約3カ月間にわたり仕事や家事の合間を縫って作製した。

 ストーリーは、コンロの火の付けっぱなしが原因で火災が起きた家を「しょうたくん」の活躍で消火するという内容。「保護者と一緒にいるときに火を使う」といった火災予防の基本的な動作を盛り込んでいる。登場するキャラクターも「れんが」や「ひまわり」など町にちなんだ名前にし、親しみやすくした。

 初披露となったこの日は、班長の会社員前沢加奈恵(まえざわかなえ)さん(24)と班員の同橋本(はしもと)かおりさん(30)、町職員川井(かわい)さゆりさん(28)の3人が3~5歳児を前に読み聞かせを実施。子どもたちも紙芝居を食い入るように見つめ、「火事の時は119番」と復唱するなど火災予防の大切さを学んだ。