教わった手洗い方法を実践する児童たち

 【矢板】富田の国際医療福祉大塩谷病院が市内の小学校などで行っている「手洗い教室」が、子どもや教諭から好評だ。今年で8年目。効果は計りにくいが、看護師が指導することで正しい手洗いができるようになり、風邪やインフルエンザ予防に一役買っている。今月上旬、豊田小では1、2年の児童21人が受講し、正しい手洗いを学んだ。

 手洗い教室では、音楽に合わせて効果的な洗い方の手順を教える。「もしもしかめよ」から歌い出す童謡「うさぎとかめ」の歌詞を、指の間や爪付近を洗う言葉に置き換えた。

 低学年の小学生でも覚えやすいように専用のDVDも作製。児童が、教室で映像を見ながら歌って洗い方を習得できるような工夫もしている。

 豊田小では6日、同病院の看護師津久井真弓(つくいまゆみ)さん(45)ら3人が講師を担当。児童は、ライトに当たると光るクリームをばい菌に見立て手に塗った後、手洗いに挑戦。ライトにかざして洗い残しを確認しながら、看護師からアドバイスを受けてクリームを落としていった。

 同校養護教諭の臼井美帆(うすいみほ)さん(27)は「学校の先生以外からの“授業”は子どもの意識が変わる」とみている。