少花粉スギの苗木を前に協定書を披露する福田知事(左)と玉木社長=13日午後、県庁

 県と大手ハウスメーカーのタマホーム(東京都港区、玉木康裕(たまきやすひろ)社長)は13日、花粉の少ない森づくりに向けた協定を締結した。花粉の量が通常の1%未満という少花粉スギの植栽を官民で進めることにより、花粉症対策と森林の若返りを同時に目指す内容で、県内では初めての締結となる。

 成熟したスギから花粉の少ないスギへの植え替えが進むよう、同社は県産材を積極的に活用することに加え、年100万円を県に寄付する。県は、寄付金などを原資に少花粉スギへの植え替えが進むような事業を展開する。協定期間は2023年3月末まで。

 同日、県庁で行われた締結式では、八溝材で作成した協定書に福田富一(ふくだとみかず)知事と玉木社長が調印。福田知事は「花粉に悩む県民に朗報」とあいさつし、玉木社長は「国産材のおかげで優良な住宅が供給できている。森林所有者の支えと、花粉症を無くす一助になれば」と述べた。