笑顔で来場者に対応する松本さゆりさん(右)と頼明さん(中央)=ブレックスアリーナ宇都宮

 先月開幕したバスケットボールBリーグ2017-18シーズン。リーグ連覇を目指す栃木ブレックス同様、シーズンインしたのがボランティア組織「ブレックスフレンズ」だ。スタッフを統率するのは宇都宮市東原町、松本頼明(まつもとよりあき)さん(55)とさゆりさん(55)夫婦。チームを支えて11年目となる2人は「いよいよ始まった。事故なく安全に観戦を楽しんでもらいたい」と今季の全面支援も約束した。

 9月29日、ブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市体育館)。ホーム開幕戦には4千人以上のファンが詰め掛けた。「スタッフが少なく頼ってくれた。何かチームの力になりたい」と2人。会場内の盛り上がりを横目に、観客入場口ではリーダーの頼明さんがスタッフの配置に気を配り、さゆりさんは当日券の販売などに汗を流した。

 この日集まった有志は延べ18人。入場口での業務はもちろん、客席案内やごみの分別など仕事は多岐にわたる。ブレックスの観客動員数は昨季リーグ2位。ブレックスの藤本光正(ふじもとみつまさ)副社長は「ボランティアの力がなければ、運営も成り立たない。時間と体力を注いでもらい、頭が上がらない」と感謝する。

 2人とも学生時代はバスケットボールに情熱を注いだ。頼明さんはチーム発足の2007年から同組織に加入し、さゆりさんも翌08年に登録。以来、裏方としてホームゲームで尽力してきた。