共産党県委員会は6日、県庁で記者会見し、10日公示-22日投開票の衆院選で、栃木2区に公認候補として擁立していた同委員会書記長の新人小池一徳(こいけかずのり)氏(56)の立候補を取り下げると発表した。同選挙区は、自民前職の西川公也(にしかわこうや)氏(74)と、民進党県連代表で無所属前職の福田昭夫(ふくだあきお)氏(69)の一騎打ちとなる見通し。

 福田氏と「憲法9条改悪阻止」やアベノミクス反対などの政策で一致したため取り下げた。小池氏は、比例代表北関東ブロックの単独候補となる予定。

 小林年治(こばやしとしはる)委員長は「福田氏はこれまでも野党共闘の実現に大きな力を発揮し、塩谷町での最終処分場問題などでも積極的な役割を果たしてきた」と強調。福田氏が5日、市民団体「戦争法の廃止と立憲主義の回復を求める県民ネットワーク」と政策協定を結んだことも踏まえ、「協定内容は全面的に賛同でき、今後も安保法制反対などについて同じ思いで運動を進めていける。競合して選挙を戦うことはどうしても避けたい」と説明した。

 一方、民進系の無所属新人が立候補を予定している1区については、共産新人の立候補を取り下げることはないとした。