土人形を作る子どもたち

 【益子】町の核となる産業を生み出す土に感謝し古里の手仕事や風土を見詰め直す3年に1度の「土祭(ひじさい)」を来秋に控え、「前(まえ)・土祭」が30日、益子の土祭広場で開かれ、祭りの原点とも言える土人形作りや伝統芸能の上演が行われた。今回から益子、田野、七井の3地区で開かれることになり、同日の益子地区が皮切りだ。

 里山の中にある会場では、土祭旗や土人形、光る泥団子を作るワークショップが催され、土舞台では園児、おはやし会、太々神楽保存会などが歌や演奏、踊りを披露。町産の農作物やパンが売られ、夕方からは「夕焼けバー」もあった。

 土人形作りは2009年の初の土祭から行われ、一つの原点とも言える。

 ワークショップに参加した塙、小学2年亀田彩音(かめだあやね)さん(7)は土で円筒形を作り、笑った顔を彫り込んだ。土人形作りは初めてだったが「うれしそうな顔にした。面白かった」と笑顔を浮かべた。この日作られた土人形は焼き上げられ、来秋の土祭時に飾られる。