秋晴れのメガソーラー施設内で草を食べるヒツジ=19日午後、那須町豊原乙

 那須町豊原乙の那須ちふり湖カントリークラブに隣接する鹿島建設の大規模太陽光発電所「那須ちふりメガソーラー」で、放し飼いされたヒツジが雑草対策に一役買っている。

 取り組みは、環境負荷軽減を目指す同社の実証実験の一環。発電効率維持には、パネル下の風通りをよくする除草が欠かせない。5月からヒツジ2匹を放し、草刈り機の騒音を無くしてCO2を減らしている。

 秋晴れの19日も、2匹は約2500平方メートルの実験区画を気ままに移動し、黙々と草を食べ続けた。運営・保守を担う鹿島建物総合管理の猪爪裕之(いのつめひろゆき)さん(42)は、「作業が大変な雨の日も食べ続けてくれるのがありがたかった」と話していた。

 放し飼いは10月末まで行う。同社はデータを集計、分析してノウハウをまとめ、他施設にも広げたい考えだ。