2年連続増の就農相談件数

 県農業振興公社(南斎好伸(なんさいよしのぶ)理事長)が2016年度に就農相談会や電話などで受けた就農相談件数は403件となり、2年連続で過去最多を更新したことが13日までに、同公社のまとめで分かった。就農相談者の志向作物を見ると、16年度は「未定」が前年度の40件から倍以上に増え92件となったことが特徴。同公社の担当者は「作物のことも含めて相談に来ており、中長期的に就農を考えている人が増えているようだ」と分析している。

 相談件数が300件を超えたのは13年度の339件と15年度の398件。400件超えは初めて。08年度以降は200件前後で推移していた。

 同公社によると、過去最多の理由は、中長期的な就農希望者が増えているほか、13年度から都内で開催している就農・転職希望者対象のイベントで、イチゴに特化したブースを設けていることなどが要因。

 403件のうち、県外在住者は221件で、15年度の238件からやや減少したが、14年度の149件と比べると上回っており、県外在住者の関心は依然として高い。