北海道新幹線による修学旅行を中学校などにPRした説明会・相談会=27日午後、宇都宮市

 北海道観光振興機構とJR北海道が、本県などに対する北海道新幹線を使った修学旅行のPR強化に乗り出した。関東地区の修学旅行生を計画的に運ぶ連合体輸送コースに2019年度から北海道を加えることにし、移動時間も旅費も、主流の関西方面と遜色ないモデルコースをまとめた。両者などは27日、本県初となる中学校向けの北海道教育旅行説明会・相談会を宇都宮市内で開き、北海道の魅力や割引運賃などについて説明した。

 全国修学旅行研究協会によると、15年度実績で関東地区は東京と神奈川を除く本県など5県で、北海道を訪れた公立中学校はゼロ。本県は155校が関西、2校が中国と、99%が関西だ。

 同機構とJR北海道は昨年3月開業の北海道新幹線を使った修学旅行を推進しようと、距離などを踏まえ東北と北関東をターゲットに、24日の仙台市を皮切りに同説明会を開いている。

 連合体輸送コースに北海道を加えることで、乗車料金だけでなく特急料金も5割引きとなり、本県のモデルコースでは宇都宮駅-新函館北斗駅の往復運賃は2万780円となる。東京駅-京都駅の1万3900円より高いが、北海道の宿泊料金は関西より安価であり、旅費は2泊3日で5万4千円程度からに抑えられるという。