那須町の雪崩事故を受け冒頭、黙とうを捧げる夏山登山計画審査会=13日午後、県庁

 県立高の生徒が部活動や学校行事で行う登山の計画をチェックする登山計画審査会が13日、那須町の雪崩事故後初めて県庁で開かれた。事故を踏まえた新たなチェックリストを基に11校19件の計画を審査。条件付きも含め17件が審査を通った。審査結果を受けて県教委が14日にも、この17件の登山を承認する見通し。

 県内高校生の登山は県高校体育連盟(高体連)登山専門部が自粛を要請するなどしたが、今回の承認で夏山登山が事実上再開される。15日に登山を計画している高校もあるという。

 審査会は県山岳連盟や県高体連登山専門部、県教委など関係団体の10人で構成。部活動や学校行事で標高1500メートル以上などの登山を予定する県立高は審査会を経て、県教委の承認を受けることになっている。

 今回の審査は7月15日~8月31日の夏山登山が対象。この日は喜内敏夫(きないとしお)県山岳連盟会長を委員長に決めた後、大田原や宇都宮、足利女子などの登山計画書を審査した。冒頭、事故の犠牲者に黙とうをささげた。

 審査の結果、7件は特に問題なしとし、10件は条件を付けた。ヘッドランプの予備電池の記載がないなど装備や食糧の計画などの一部に不足があったため、その追加を条件とした。