県内大手進学塾アカデミー(宇都宮市新町1丁目、河内宏之(かわちひろし)社長)が宇都宮市内に2018年4月開設予定の「堯舜(ぎょうしゅん)インターナショナルスクール初等部」について、県は10日までに、学校教育法などに照らし問題があるとして、同法人に適切な対応を求める文書を通知した。県は同社に保護者に対して適切に説明することなどを求めている。

 文書は4日付で、19日までの報告を求めている。同社は取材に「回答を検討している」とした。

 県によると、同スクールは学校法人の設立認可や小学校の設置認可を受けていない。同スクールの「通常授業コース」が義務教育時間内に授業を予定していることから、学校教育法などが定める保護者が負う普通教育を受けさせる義務に違反するばかりでなく、児童の普通教育を受ける権利が損なわれる恐れがある、などとして文書を送付した。

 また、小学校であるかのような広告で保護者の誤解を招く恐れがある点も指摘し、適切な対応を求めた。

 同スクールを巡っては小学校の認可を受けていないにもかかわらず、チラシなどに「小学校」と表記していたため県は6月、同社担当者に口頭で注意している。