打ち合わせをする谷口作業療法学科長(左から2人目)ら関係者

 【大田原】認知症の人とその家族らを対象とする「大学オレンジカフェin大田原~ほっと安心できる場所」が15日、北金丸の国際医療福祉大・カフェテリアに開設される。市と同大が月1回、共同で運営。医療福祉系大学の特徴を生かして、専門スタッフらが参加者の意向に寄り添いながら居場所づくりを進める。学生との交流、学びの場としても位置付ける。

 対象は主に軽度認知障害(MCI)や認知症初期の市民とその家族。市の調査では、認知症と診断された後、要介護認定申請まで平均1年10カ月要しているという。この間に症状が進行したり、精神的な落ち込みが起きたりする恐れがある。カフェはこれらの人や家族のほか、診断を受けていないが不安を抱えている人らを支える狙いがある。

 カフェテリアの2室を使い、ほぼ月1回木曜の午後2~4時に開設。作業療法学科の教員や市認知症地域支援推進員が、お茶飲み、相談、勉強会などを行う。認知症予防運動「コグニサイズ」の実施、困り事の対応方法の情報提供なども予定する。他学科の教職員、同大病院の医師、ボランティアらに幅広く関わってもらいながら体制を整える。

 基本的に前日までに申し込む。原則無料。(問)市高齢者幸福課0287・23・8917。