「けものフレンズ」=左、(C)けものフレンズプロジェクトA=人気で新たな客が増えた県内の動物施設

 テレビ放映され、インターネット上などで話題を呼んでいるアニメ「けものフレンズ(けもフレ)」。東京キー局での放映は既に終了したが、いまだ衰えない人気ぶりを示す現象が県内にも広がっている。擬人化した動物が登場する物語のため、“本物”に会おうと県内動物園にも「けもフレ」ファンが訪れ、「客層が変わった」との反響も。知名度の低かったネコが一躍人気者になった例もある。

 宇都宮市上金井町の宇都宮動物園では、動物をアップで撮影しようと一眼レフカメラや大きなレンズを持った来園者が目立つように。入園者数も昨年を上回るという。

 5月には同園内で、ブームに乗ったコスプレイベントも行われた。8月には第2回イベントを開く予定という。

 那須町大島の那須どうぶつ王国は休日ともなると、「世界最古のネコ」と呼ばれるマヌルネコ、雄のボル(3歳)と雌のポリー(2歳)の展示場に人が集まる。

 家猫よりやや大きく、体は灰色で一見地味なマヌルネコ。擬人化したキャラは、ツイッター上で「新フレンズ」として2月に公開され、人気に火が付いた。

 同所の那須アルパカ牧場にも影響は及んでいる。アニメではアルパカのキャラも登場。独特の話し方が「栃木弁に似てる」とも注目され、同牧場の女性飼育員も声で“出演”し、アルパカの生態を解説した。