「ゆーあい工房まつり」に向け菓子の袋詰めなどに取り組む利用者たち

 【栃木】城内町2丁目の障害福祉サービス事業所「ゆーあい工房」などを運営する社会福祉法人うまぐりの里(岩川和男(いわかわかずお)理事長)が、7月に設立20年を迎える。知的障害者らが自立訓練や木工や菓子の自主生産などに取り組む場として、その自立を支えてきた。生産品の販売と地域との交流などを目的に毎年実施している「ゆーあい工房まつり」も20回の節目を迎え、21日に同所で開かれる。

 同法人は市内に複数あった知的障害者の親の会などの要望で1997年7月に設立された。翌年4月に同工房をオープンし、現在は18歳~60代後半の41人の障害者が利用する。

 「個性の伸長と能力の開発につなげたい」と当初から自主生産にこだわり、障害者一人一人の特性に応じたいろいろな工程を用意できる木工と菓子づくりに取り組んできた。特に木工は積み木やパズル、写真立てなど約50種類に及び、品質の高さも定評のある同工房のブランドに育った。

 同まつりは、他の福祉施設に生産品の販売の場を提供することも目的。今回も同工房の木工などのほか、市内5法人と東日本大震災、熊本地震の被災地の福祉施設の製品を販売する。