餌を求めて歩くツキノワグマ=2016年5月、日光市の中禅寺湖畔

 5月に入り、県内でツキノワグマの目撃が相次ぎ始めた。17日には日光市高徳の山に隣接する住宅地にも出没した。クマは冬眠から覚め餌を探し、ヒトは山菜採りや渓流釣り、登山で山林に入るこの時季、県は注意を呼び掛けている。

 県自然環境課によると、警察発表などからまとめるクマの目撃情報は本年度、17日現在で計4件で、全て日光市内。いずれも5月に入ってからだ。ほかに目撃情報には加わっていないが、那須町内で4月3日と同30日に2件の目撃が、情報としてある。けが人は出ていない。

 県内の推定生息数は461頭。県がまとめる目撃情報は例年、5月から件数が増え出し、6~8月に多い傾向がある。