スギ花粉症患者のうち発症から10年以上たつ患者の割合が本県は73・5%で、全国の都道府県で2位だったことが、製薬会社の鳥居薬品(東京都、高木正一郎(たかぎしょういちろう)社長)の調査で分かった。本県の患者のうち80・5%は治療や対策を講じても「完治しない」と答えており、長年花粉症に悩まされる患者が多いようだ。

 調査は各都道府県ごとに15~65歳の男女各100人ずつ(沖縄県は計100人)、計9300人のスギ花粉症患者を対象にインターネットで調査した。調査期間は2月24~3月6日。

 スギ花粉症を発症してから10年以上の患者の割合は、全国で66・8%。静岡県の割合が最も高く76・5%、2位が本県、3位が群馬、山梨県と続いた。

 重症度を5段階で自己評価した場合、4以上の重症と答えた本県の患者は44・5%。全国平均とほぼ同じで24位だった。自己評価の重症度が高い地域は新潟、長野、秋田県など東日本勢が占めている。

 本県の患者のうち病院などで治療を受けたことがあるのは60・5%で全国順位は18位。3人に1人は「ほぼ毎年受診している」と答えている。