新幹線「E2系」先頭車両を鉄道架線等製造の三和テッキ宇都宮事業所(宇都宮市中岡本町)まで運ぶ陸上輸送が23日未明、茨城県の日立港から同県友部町の国道50号まで行われた。E2系車両は全長約26メートル、トレーラーを含めると長さ35メートルに及ぶ。

 E2系車両は宮城県利府町のJR東日本総合車両センターで引き渡され、仙台港で貨物船に積まれて日立港まで海上輸送された。

 午前0時に同港を出発したE2系車両積載のトレーラーは前後5台の誘導車に囲まれ、時速約50キロで進行。交差点では誘導員が交通規制する中、ゆっくりと曲がり、午前2時に初日の仮宿泊地・友部町に着いた。

 この車両は、三和テッキが創業110周年を記念して、産業遺産の保存を目的に払い下げを受けた。格納庫建設後の今秋、一般公開する。