真岡市内で回収された野生のオオタカから高病原性の鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出され、全国的にも感染が相次ぐ中、飛来期を迎えたハクチョウに県内でも警戒が広がっている。

 ハクチョウはウイルスへの感染リスクが最も高いとされる「リスク種1」。ふんに含まれるウイルスが人の靴底などを介して、家禽(かきん)類に広がることが危惧されている。公園の水場や田んぼなどでなじみがあるだけに、県は餌を与えないよう注意喚起している。

 県によると、オオハクチョウ、コハクチョウは「リスク種1」の18種に名を連ねる。主に鳥インフルが流行している大陸方面から飛来し、ウイルスを保持している可能性が高い。

 県内の野鳥から高病原性のウイルスが確認されたことを受け、県は19日、「死亡した野鳥は素手で触らないで」などと書かれた張り紙を県営の都市公園の水辺に張り出した。田んぼでハクチョウに餌をやっているケースなどでは、県環境森林事務所が接触を避けるよう呼び掛けている。