【小山】市はコミュニティーFMの開局準備を始めた。地域密着型の親しみやすい情報とともに、災害発生時の情報伝達手段として活用する。1日開会の市議会9月定例会に放送設備設計費として700万円を計上する補正予算案を提出する方針で、2018年度の開局を目指す。

 市は昨年9月の県内広域水害を踏まえ、防災・減災・災害発生時の情報を即座に伝える伝達手段が必要と判断。市町村など限られた範囲で地域に密着した情報を発信するコミュニティーFMに着目した。

 市によると、運営形態は公設民営型を想定している。公共性・公益性があるコミュニティーFMだが、多くの放送局で自治体支援を受けても経営が厳しい状況から、公設民営型で設立し、放送設備は無償貸与する方向で検討を進めている。

 概算事業費は、スタジオやアンテナなど放送設備工事などに1億2千万円、番組放送委託などの費用に年間1800万円を見込んでおり、18年度上期の開局を目指す計画だ。