【宇都宮】照れくさいけど「ありがとう」を伝えたい−。峰小6年生が卒業記念として、自分たちで作詞作曲した歌「6年分の『ありがとう』」を作り、CD化した。2月に保護者に披露すると、感動して涙を流す保護者が続出。「一緒に歌いたい」と保護者の要望を受け、卒業式で6年生と合唱する。
総合的学習の時間の一環で、手塚正道教諭(41)が6年生全員で歌を作ることを提案。曲は全員がメロディーを作り、組み合わせた。
歌詞は児童代表で小堀詩さん(12)と阿部志歩さん(12)が担当。2人は友達や先生、親に恥ずかしくてなかなか言えない感謝の気持ちを歌で伝えようと、2週間ほどで詩を書き上げ、曲名も考えた。
阿部さんは歌詞の「一人で泣いていた あきらめそうだった 君は僕の横で笑わせてくれた」の部分がお気に入り。「6年間で悲しいこともあったけど、いつも友達がそばにいてくれた。ずっと友達でいたい」と託した思いを語る。
曲は2番まであり、昨年12月に6年生全員で歌を録音。2月にCD90枚が完成し、6年生と転校した同級生、全クラスに配布した。
2月末に保護者に歌を披露したところ、保護者の多くが感動で目頭を熱くした。保護者から「一緒に歌いたい」という声が上がり、卒業式で6年生と合唱することになった。
「大人になってつらいことがあっても、このCDを聞けば1人じゃないと元気をもらえるはず。宝物です」と小堀さん。6年生69人は“友情の証”を手に、19日に巣立つ。