【高根沢】高根沢高商業科の生徒が提案した地域ビジネスモデルを活用して、宝積寺の緑地管理会社「サンユーグリーン産業」がインターネットによる町内産のコメ販売を開始した。地域貢献の一環として昨年から実施している同校の課題研究発表が実際のビジネスに結びついた格好。高校と民間の連携による新たなスタイルとして注目される。
土台となったのは、昨年1月、町ちょっ蔵ホールで同校生によって発表されたビジネスアイディアの一つ「ふくろうショッピング」。ネット上で商品を売り買いするもので、そのHP作りを同高生徒たちが手掛けた。生徒にとって実地勉強になる一方、地域資源を生かしたビジネスモデルにもなった。
足利銀行宝積寺支店の仲介で、以前から自家用米の栽培を地元農家に委託していたサンユーグリーン産業が趣旨をくんでコメ販売を決断。同校と同社、銀行の3者で協議を続けてきた。
HPは、同校商業部の4人の3年生が半年掛けて手作りした。コメ袋のラベルのデザインは、2年生の美術部員関口舞さん(17)が、JR烏山線仁井田駅のキャラクターである布袋尊をモデルに考案した。
同校は昨年暮れ、横浜市の横浜商科大の協力で試食アンケートを実施しており、今後、首都圏など都会での販売研究を進めていく。
販売するコメは米どころ・高根沢の地元農家が栽培するコシヒカリ。3、6、12、30キロ単位で販売する。値段は6キロで3400円(一定範囲内での送料込み)。
同社の佐藤良平社長は「高根沢は特産物が少ない。これがうまくいけば可能性が広がる。高根沢の名前を売り込みたい」と意気込んでいる。HPのURLはhttp://okawari-kun.sakura.ne.jp/