【小山】第9回「桜の里親記念植樹祭」が30日、乙女大橋周辺の思川左岸で行われ、新たに96本の思川桜が植えられた。今回で里親による桜の植樹は1千本を突破。思川左岸だけでも755本、延べ約6キロにわたる桜堤が整備されたことになる。
この日植樹されたのは乙女大橋を挟む約750メートル区間。一部が野木町の区域となるため、同町の真瀬宏子町長、鈴木隆守町議会議長らも参加し、大久保寿夫市長らとともに、記念植樹や千本突破モニュメントの除幕を行った。
桜の里親は、思川沿いの堤防を市花「思川桜」で埋め尽くそうと2001年にスタート。これまで843人の里親らが思川沿いを中心に道の駅思川、小山駅東口、間々田地区市民交流センター、吉田用水左岸などに計942本を植えてきた。
今回、応募した里親は94人。市造園建設業協会員の説明を受け、決められた場所に高さ3メートルほどの思川桜を丁寧に植え、名前の入ったプレートを取り付けた。今回の桜も春には花を咲かせるという。
孫の入園祝、新築祝など、里親たちはそれぞれの思いを込めて植樹。幼稚園児らが家族と一緒に一生懸命作業する光景も見られた。乙女の日本画家中村真一さん、佐利子さん夫妻は銀婚式記念にと参加。「子どもも無事育ったし、夫婦二人で新たに人生をスタートさせる記念です」と笑顔を並べた。