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バスが車いす客「乗車拒否」 車いす客が乗れぬ車両で運行(1月29日 05:00)路線バスを運行する東野交通(宇都宮市平出工業団地)の黒磯営業所に勤務していた男性運転手(66)が昨年4月ごろから約半年間にわたり、車いすの男性客の乗車を拒否していたことが28日、同社への取材で分かった。男性運転手は男性客が利用するダイヤに乗務する際、配車された乗車口にスロープの付いた低床型バスには乗らず、通常型バスで走行。スロープがないため車いすの男性客は乗車できなかったという。運転手は、この男性客が利用するサイクルに合わせて、故意に設備のないバスを選択したという。関東運輸局は道路運送法違反(乗車拒否)にあたる可能性もあるとみて同社への処分を検討している。 同社によると、男性運転手は定年後に再雇用された勤続30年以上のベテラン。黒羽車庫(大田原市)を発着点とする三つのダイヤに乗務していた。 男性客は週3日、決まった時間に同市内の停留所から乗車。同車庫には低床型2台を含む計4台のバスがあり、運行管理者の同営業所長(当時)は決まった曜日の週3回、男性客が利用するダイヤに合わせ低床型を配車していた。 しかし男性運転手は昨年4月ごろから、男性客が利用するダイヤに乗務する場合、事情を把握していない同営業所の運行管理補助者に「空いている別の車に乗っていいか」などと連絡。月に2、3回程度、通常型に乗り換え、男性客が乗車できないようにしていた。 関東運輸局栃木運輸支局が昨年11月、同社に調査を依頼。1月中旬には特別な理由以外の乗車拒否を禁じている道路運送法に基づき、同営業所に対して呼び出し監査を行った。 男性運転手は同営業所長に対し、男性客と乗車態度や運賃の支払い方法などをめぐりトラブルがあったと説明し、「男性を乗せたくなかった」などと話していたという。 同社は乗り換えの事実を確認した昨年11月に男性運転手との契約を解除。男性客にも直接謝罪し、すでに和解しているという。 同社は「公共交通機関という社会的使命のある立場で、こうした問題は遺憾。今後は車両変更時の理由を明確にさせるほか、全運転手への教育を徹底する」としている。 その他のニュース
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