J2昇格を目指す栃木SC。開幕に向けポジション争いも激しさを増す=5日の大宮との練習試合

 J3は11日に開幕し、新たに沼津を加えた17チームが2回戦総当たりで対戦する。優勝争いは昨季2位で昇格を逃した栃木SCやJ2から降格した北九州、2年連続3位の長野が中心となりそうだ。

 栃木SCは経験豊かなGKレオーニを長野から獲得し、センターバックの尾本、広瀬健らが残留。昨季リーグ最少20失点だった守備に大きな不安はない。攻撃陣は昨季11得点の大石が抜けた穴を、竹中、服部の新戦力が埋められるかが鍵を握る。

 横山体制2年目で、優勝候補の一角。J2復帰を果たすためにも、昨季つまずいた開幕5戦が勝負どころになる。ここでいかに勝ち点を積めるか。さらに、昇格を狙うライバルの北九州、長野との対戦は落とせない。

 北九州は小松や池元、平井とJ1やJ2で年間2桁得点の実績を持つFWを3人も擁し、J3屈指の得点力を誇る。

 昨季J2で3番目に多い64失点を喫した守備陣も、ベテランGK山岸の加入で安定してきた。1年でのJ2復帰がノルマ。JR小倉駅北側に念願の新スタジアムが完成し、士気も高まっている。

 長野は昨季までJ3鹿児島を率いた浅野氏を新監督に迎えた。J1仕様のスタジアムが完成して3年目。クラブは今季こそJ3優勝とJ2昇格を達成しようと意気込む。新戦力12人が加入。注目は元日本代表MFの明神。新主将に就き、豊富な経験を若手に伝える責任を自覚する。