19日の本番を前に練習に励む宇都宮ジュニアバドミントンスポーツ少年団の選手たち

 県内の小学生アスリートたちが熱戦を展開する「県スポーツ少年団競技別交流大会」(下野新聞社など後援)が19日、バドミントンで幕を開ける。本県では、県体育協会が競技団体と共に軟式野球やミニバスケットボールなど8競技で交流大会を主催し、優勝したチームや選手を関東大会などに送り出している。「夏の陣」は5競技。5、6月と県内各所で行われ、小学生のスポーツシーンを盛り上げる。

 スポーツ少年団は1964年の東京五輪に先立ち、62年に日本体育協会(現日本スポーツ協会)が全国組織を創設した。活動は公式戦に目がいきがちだが、主たる目的は「青少年健全育成」で、国際交流、指導者やリーダーの育成事業も行われている。

 入団可能年齢は3~20歳。県内では小学生の少年団が学区単位で編成されるケースが多く、昨年度は24競技867団体が加盟し、約1万4300人の子どもたちがスポーツを楽しんだ。

 本県では70年代に中学部活動を少年団活動として組み入れた時期もあり、75年には団員が約9万5千人を数え全国トップの人数を誇ったこともあった。現在は中学部活動は数に入れず、さらに少子高齢化の影響で団員数は微減傾向にある。

 一方、中学校区単位で整備が進む「総合型地域スポーツクラブ」との連携は全国的に進んではいないという。しかし、県体協では昨年11月、指導者らを横断的に集めたセミナーを開くなど、全国に先駆けた取り組みをスタートさせている。

 少年団活動の柱となる県交流大会は、6月に軟式野球、空手道、ミニバスケットボール、バレーボールの4競技が行われる。