作新大の選手と守備練習を行う県高校選抜チームの選手=白鴎大野球場

 県高野連は18日、白鴎大野球場で県選抜チームの強化練習会を開き、18校から集まった38人が関甲新連盟1部の白鴎大、作新大とノックや模擬試合などで汗を流した。レベルの高い大学生との交流を通じて選手の意識を高め、加盟校全体のレベルアップにつなげたい考えだ。

 選抜チームの結成は昨年から。加盟各校から計161人の応募があり、選考会で人数を絞った。これまで紅白戦を行ったことはあるが、大学チームとの合同練習は初めて。模擬試合では最初に白鴎大、続いて作新大に挑戦。阪神などで活躍した白鴎大の藤倉多祐(ふじくらかずまさ)総監督が監督役としてベンチから指示を送った。

 選手は懸命のプレーを見せたが、投打ともに実力は大学側が上。文星付の葭葉幸二郎(よしばこうじろう)内野手は「球質が高校生とは違い、絶好球が来たと思っても捉えきれなかった」と力の差を認め、宇都宮の愛沢祐亮(あいざわゆうすけ)投手は「技術的なことはもちろん、ベンチの盛り上げ方や攻守交代時の切り替えなど雰囲気のつくり方も勉強になった」と収穫を強調した。

 高野連の阿部司(あべつかさ)理事長は「栃木の野球を強くしたいという思いに賛同してくれた両大学に感謝している。各選手が学んだことをチームに持ち帰り、成長につなげてほしい」と期待を寄せていた。