中日スカウト陣の前で目標を掲げる青藍泰斗高の石川=青藍泰斗高

 プロ野球のドラフト会議で石川翔(いしかわしょう)(青藍泰斗高)を2位指名した中日と、北浦竜次(きたうらりゅうじ)(白鴎足利高)を5位指名した日本ハムの関係者が1日、それぞれ指名あいさつに両校を訪れた。

 中日は中田宗男(なかだむねお)スカウト部長ら2人が佐野市の青藍泰斗高を来訪し、石川と対面すると笑顔でがっちりと握手した。甲子園経験のない最速151キロ右腕に、中田部長は「投手に一番必要な力強さとしなやかさがある。無限の可能性を秘めている」と指名理由を明かした。

 来年1月に入寮予定で、「環境設備は整っており、心配しないでいい。1年目は体づくりをし、10年以上エースを背負えるようになってほしい」と長期的な育成を見据えた。

 同校野球部の宇賀神修(うがじんおさむ)監督らと同席した石川は目標に「日本のエース」と掲げると、「1軍で早く投げて、東京五輪にも出たい」と気持ちを高ぶらせた。 

 一方、足利市の白鴎足利高には、日本ハムのチーム統轄(とうかつ)本部スカウト部の今成泰章(いまなりやすあき)、西俊児(にししゅんじ)両スカウトが訪れた。

 昨年から北浦に目を付けていたという西スカウトは「184センチの高身長から繰り出す真っすぐが魅力。いずれ1軍のローテーションに入って、勝ちに貢献してくれれば」と期待を寄せ、栗山英樹(くりやまひでき)監督直筆の「共に天下を 夢は正夢」と書かれたドラフト会議のIDパスを手渡した。

 北浦は「プロでは強気のピッチングを披露したい。栃木の人からも応援される選手になる」と決意を固めた。