9回途中まで2失点と好投した作新の林=清原

 第70回秋季県高校野球大会兼秋季関東地区高校野球大会県予選(県高野連主催、下野新聞社など後援)第10日は30日、清原球場で準決勝2試合を行い、作新と国学栃木がそれぞれ決勝に進出、来春のセンバツ甲子園大会の選考対象となる関東大会(神奈川・21~25日)の出場権を手にした。国学栃木は18年ぶり6度目、作新は2年連続23度目の関東に挑む。

 ◆ 高校野球特集はこちら

 ◆ 大会第10日の結果

 ◆ WEB写真館はこちら

 作新は初回に福田真夢(ふくだまなむ)の右前適時打で2点を先制。六回にも福田の犠飛、東海林(しょうじ)輝(あきら)の中前適時打などで追加点を奪い、4-2で小山南を振り切った。

 国学栃木は六回に2点を先制。七回に2番手渡辺匠(わたなべしょう)がつかまり1点差に詰め寄られたが、九回に野手が奮起。大島智貴(おおしまともき)、大久保謙亮(おおくぼけんすけ)の連打でリードを広げた。3点を追う青藍泰斗は九回1死から益子京右(ましこきょうすけ)のソロ本塁打で意地を見せたが、反撃が遅かった。

 決勝は1日午前10時から、同球場で行う。両校による決勝は18年ぶり2度目。

 ■決勝の見どころ

 今年の夏に行われた選手権大会決勝と同カード。作新、国学栃木のどちらも走攻守でバランスが取れており、接戦が予想される。両チームとも複数の投手を擁し、ほとんどの試合を継投で勝ち上がってきた。守備の堅さも目立つ。

 国学栃木は先発の水沢龍太朗のほか宮海土(みやかいと)、渡辺匠のタイプの異なる3投手によるリレーが必勝パターン。準決勝までの4試合で5失点と安定している。

 見どころは、連覇を狙う作新打線が国学栃木の投手陣をいかに攻略するか。主砲・磯一輝(いそかずき)の出来次第では打線につながりが生まれそう。一方、投手陣は主戦・高山陽成(たかやまようせい)を軸に、準決勝で好投した林勇成などが控える。後半の失点が多いのが気になるが、堅実な守備陣が支える。

 18年ぶり2度目となる決勝での顔合わせ。前回は両監督が選手として対戦したが、今回は指揮官として相まみえる。