打率6割超と当たっている作新の篠田

 来春のセンバツ甲子園につながる「第70回秋季県高校野球大会兼秋季関東地区高校野球大会県予選」(県高野連主催、下野新聞社など後援)は30日午前9時から、清原球場で準決勝2試合を行い、関東大会(10月21~25日・神奈川県)に出場する2チームが決まる。第1試合ではノーシード小山南が前回王者のシード作新と激突、第2試合では国学栃木と青藍泰斗の両シード校が火花を散らす。4チームの準々決勝までの戦いぶりを振り返り、準決勝の行方を展望する。

◆作新-小山南

 ノーシードから初の4強入りを果たした小山南が王者・作新に挑む。

 シード矢板中央、白鴎足利を破って勢いに乗る小山南は右腕エース小島憲信(こじまけんしん)が柱。130キロ前後の直球とキレのあるスライダーで打者に的を絞らせず、防御率は2・25と安定する。失策6の守備陣がしっかりと主戦をもり立てたい。

 大会2連覇を目指す作新は総合力が高く、3回戦、準々決勝と接戦を勝ち上がってきた。打線は打率6割6分7厘の2番篠田大輔(しのだだいすけ)をはじめ上位3人が好調。8番東海林輝(しょうじあきら)も打率5割と、どこからでも得点できる。9盗塁と機動力も併せ持つ。

◆国学栃木-青藍泰斗

 打撃好調なシード同士で好勝負が期待される。

 青藍泰斗は投打にバランスが取れている。背番号1の技巧派左腕山本凱翔(やまもとかいと)は18回2/3を投げ、防御率1・45、17奪三振。直球は130キロ前後ながら、抜群の制球力で内角を攻め、カーブなどの変化球で打者をかわす。右腕阿部翔吾(あべしょうご)も7回2/3で無失点、8奪三振と安定している。

 18年ぶりの栄冠を目指す国学栃木も、3試合連続2桁安打と乗っている。打率5割超の1番勝盛直樹(かつもりなおき)、7割2分7厘の2番大栗拓也(おおぐりたくや)が打線をけん引し、中軸3人は計10打点と勝負強い。犠打9、盗塁7と機動力も兼ね備えている。