白鴎足利と作新は共にチーム打率が3割7分を超える。決勝は投手陣がいかに相手強力打線をどう抑えるか。そこが勝利の鍵を握る。

 白鴎足利は1回戦から4試合連続の2桁安打。準決勝までに放った16本の二塁打は大会タイ記録。どの打順からも点が取れ、3番益子太壱(ましこたいち)、6番秋葉大地(あきばだいち)らは好機に勝負強い。先発はエース左腕の北浦竜次(きたうらりゅうじ)が濃厚。直球を武器に25イニングを投げ、防御率0・36と安定感もある。

 3季連続の優勝が懸かる作新も初戦で18安打を放ち、コールドで前回覇者の文星付を粉砕。打線は打率6割1分5厘の3番鈴木萌斗(すずきもえと)ら中軸が好調を維持する。エースの大関秀太郎(おおぜきしゅうたろう)は未登板だが、決勝も背番号10の右腕・篠原聖弥(しのはらせいや)の先発が有力。防御率1・20と、こちらも安定度が光る。

 ただ、両先発候補とも連投が続いており、疲労の回復具合も試合の行方を左右するポイントになりそうだ。