投球判定を繰り返し練習する審判員=県営球場

 県高校野球連盟の審判講習会が12日、県営球場で行われ、審判員たちの力強いコールが球春到来の合図となって球場に響き渡った。

 審判員の技術向上のため、県春季大会前に毎年開かれている。今回は、日本アマチュア野球規則委員の桑原和彦(くわばらかずひこ)氏ら日本学生野球協会から派遣された3人が講師を務めた。同連盟所属の審判員61人が参加。宇工、栃工、大田原、那須清峰の野球部員約100人が協力した。

 ジェスチャーの基本動作を確認した後、講師陣は投球判定や盗塁判定を行う際の適当な位置取りや動作などを細かく説明。審判員たちは本番さながらの真剣な表情でジャッジを繰り返した。

 鈴木邦彦(すずきくにひこ)審判部長は「審判が上手でないと野球はつまらない。技術や知識をリセットして、新鮮な気持ちで実戦に臨んでほしい」と話した。宇東の元遊撃手で大学1年の鷺谷勇希(さぎやゆうき)さんは初参加。「楽しいが動きが複雑。判定をきれいに見せるこつを教われてよかった」と充実した表情だった。