第89回選抜高校野球大会(3月19日から12日間・甲子園)の出場校選考委員会が27日、大阪市の毎日新聞大阪本社で開かれ、昨秋の関東大会で優勝を飾った作新高の5年ぶり10度目の出場が決まった。昨夏の甲子園を制した同校には「夏春連覇」にも期待が懸かる。

 午前9時の21世紀枠候補校推薦理由説明会の後、同11時から21世紀枠特別選考委員会と地区別小委員会が行われ、一般選考29校と21世紀枠の3校が決定。作新には午後3時10分に吉報が届き、船田元学院長から朗報を伝えられた選手たちは、グラウンドで小針崇宏監督を胴上げするなど喜びを爆発させた。

 「センバツ」出場の選考材料となる昨秋の関東大会で作新高は38年ぶりに優勝。中央学院高(千葉)、高崎健康福祉大高崎高(群馬)を破り、大会屈指の本格派右腕を擁する東海大市原望洋高(千葉)との頂上決戦を5-1で制した。

 また、戦力以外の特色を加味する21世紀枠の関東・東京地区候補校で、春夏を通じて初の甲子園出場が期待された石橋は選出されず、県勢のダブル出場はならなかった。選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会は3月10日に行われる。