【那須】10歳でスノーボードを始めた高久乙、国際医療福祉大2年小鍛冶渚砂(こかじなぎさ)さん(20)が2月、長野県内で開催された全日本学生選手権大会(全日本学生スノーボード協会主催)の女子スノーボードクロス(SX)で初優勝を飾った。

 互いに技術を磨き合ってきたボード仲間で兄弟の航(わたる)さん(22)と燈(ひかる)さん(18)とそろって今月11日の全日本選手権への出場権を獲得。「一般選手とのレースでも上位を狙う。3人で表彰台に上りたい」と意欲を見せている。

 全日本学生選手権大会は長野県山ノ内町のスキー場「X-JAM高井富士」で開かれた。渚砂さんは昨年に続く2度目の出場。前回はけがの影響で予選落ちだったが、今回は春先から走り込みや筋肉トレーニングを積み重ねて臨んだ。

 決勝のレースは終盤までもつれる展開となり、2位で進んだ渚砂さんは最後の障害物で、得意とするカーブ状の傾斜面「バンク」で加速。前を行く選手をゴール寸前で「板1枚分ほど」で交わした。