決算概要を説明する藤本副社長(右)と鎌田社長=県庁

 栃木ブレックスの2017年6月期決算が11日発表され、07年のクラブ発足後初めて、売上高が10億円の大台に乗った。県内プロスポーツクラブとしてはサッカー栃木SC(17年1月期6億3900万円)を抜いてトップに立ったことになる。

 16年9月に開幕したBリーグ。関係者によると、B1に所属する18クラブの決算は出そろっていないものの、ブレックスの売上高は最高水準。実際、ブレックスよりも平均入場者数で1千人以上も上回り、リーグ最多入場者数を記録したB1千葉の今期売上高は9億1600万円に留まる。

 ブレックスはグッズ販売、スクール事業(バスケット、チアダンス)などの面で大きく水を空けた。またチケット収入も、平均客単価が千葉の2080円に対し、ブレックスは2700円。有料入場者数にこだわった結果の数値といえる。

 また、アリーナの非日常的空間づくりなど、集客や顧客満足を念頭に置いた経営努力もある。アリーナ装飾や演出設備などに効果的に投資し、来場者が「また来たい」「友人を呼ぼう」と思える環境整備が実を結んだ。