今季を振り返る栃木GBの辻監督

 栃木GBの辻武史(つじたけし)監督に、この1年の成果と課題を聞いた。

 -今季の成績をどう受け止めるか。

 「思うように勝ちを拾えなかった。選手のときは分からなかった1球の重み、試合をコントロールして勝つことの難しさを痛感させられた。勝ちパターンがはまらず、日替わりの戦い方になった。思うように試合を進めても最後にやられることも多く、つらかった」

 -特に長打力の差が大きかったのでは。

 「流れを変える一発の魅力は大きい。後期は八木(健史)が多く打ったが、そういう打者があと1人、2人いれば結果は違ったかもしれない」

 -成長した選手は。

 「投手陣では前田(まえだ)(大佳(まさよし))や抑えの橋詰(循)。前田は抑えで結果を出し、橋詰は直球が151キロにまで上がった。目標をしっかり持ってやってきた選手は伸びている」

 -野手陣では3割打者が出なかった。

 「NPBで活躍することが最終目標のはずだが、多くの選手がリーグで結果を残すことにこだわっていた。打席で思い切りのよさが出なかった理由かもしれない」