自転車ロードレースの国内最高峰ツアー「Jプロツアー(JPT)」が12、13の両日、宇都宮市で開催される。今季初の本県開催レースで、12日は清原工業団地内周回コースで第7戦「第5回宇都宮クリテリウム」、13日は鶴CC周辺特設コースで第8戦「第2回宇都宮ロードレース」を実施する。両レースには21チームが出場予定。ここまで3勝を挙げて波に乗る宇都宮ブリッツェン、前回の宇都宮ロードを制した那須ブラーゼンの地元2チームの戦いを展望する。

 12日のクリテリウムは清原工業団地を舞台に、1周3キロの平たんなコースを20周する総走行距離60キロで争う。白熱のゴールスプリントは必見だ。

 宇都宮ブリッツェンは前回、レースの主導権を握ったものの最終局面で後手に回り、ライバルチームに先を越された。今回は出場選手数が8人から6人に変更され、「立ち回り方が変わり、やりにくい。それでも全員がキーマンになれる力がある」と清水裕輔(しみずゆうすけ)監督に不安はない。

 今季未勝の那須ブラーゼンは吉田悠人(よしだゆうと)の動きに期待。脚の故障で遅れていた下島将輝(しもじままさき)主将も今季初参戦する。

 13日の宇都宮ロードは宇都宮市森林公園駐車場が発着点。鶴CC周辺や萩の道を通る1周6・7キロのコースを、前回とは逆回りに14周する。総距離は93・8キロ。スタミナと登坂力、鋭いスピード、チームの組織力など多様な要素が求められる。

 昨年、JPT初優勝を果たしたブラーゼンは、岸崇仁(きしたかひと)、柴田雅之(しばたまさゆき)を中心に連覇を狙う。「他の主力の動きに反応して、エース同士の戦いに残る」(岩井航太(いわいこうた)ゼネラルマネジャー)戦略で勝機を見出す。