県全域を舞台にした自転車ロードレースの国際大会「ツール・ド・とちぎ」の実行委員会は5日、宇都宮市内で開き、第3回大会以降も継続開催する方針を了承した。今春行われた第1回大会の成功を背景に、レースを通じた自転車文化の定着や地域活性化に向けて継続的に取り組むのが有効だと判断した。併せて来年3月の開催が決まっている第2回大会のコース案も初めて示した。

 大会は2017、18年の2大会で県内全市町を走破する計画で第1回大会が今春に開かれた。3日間3ステージ(総走行距離約320キロ)にわたるレースには延べ約6万6千人が来場し、約10億9千万円の経済波及効果があったとした。さらに、国内では珍しい1県内の複数市町をまたぐ本格的なラインレースの成功例として競技関係者からは好評で、大会継続の要望もあったという。

 実行委は、レースの定着が交流人口の増加や地域活性化に寄与するため「関係機関の支援、協力を得ながら継続的な開催を目指す」ことを確認。自転車先進県として観光誘客などによる経済活性化をはじめとした地方創生の推進を目指す。

 一方、18年3月23~25日に開催する第2回大会は9市7町を巡る総走行距離約268キロで実施。第1回大会でコースから外れた小山、真岡市、上三川、壬生町など7市町をコースに加えたことで、第1回大会と合わせて県内全25市町を走破することになる。コース案は、関係各団体などとの最終調整後、10月中旬にも正式決定する。