自転車ロードレースの宇都宮ブリッツェンは4日、宇都宮グランドホテルでチームプレゼンテーションを行い、2012年シーズンの活動方針を発表した。運営会社「サイクルスポーツマネジメント」の砂川幹男社長は「レース活動と地域貢献活動の両輪に一層力を注ぎ、地域に感動を運びたい」などと抱負を語った。
砂川社長のほか、栗村修監督、昨秋引退した柿沼章コーチ、新加入を含む全9選手が出席。就任3年目の栗村監督は「3年間で真の実力がついてきた。残るは国内1位のみ。一戦一戦大切に戦う」と決意を語った。
昨季3勝を挙げた増田成幸が今季もエース。ブリヂストン・アンカーから移籍した普久原奨や好調の広瀬佳正主将らがサポートする。スプリンターを欠く中でクリテリウムが増えるなど向かい風の状況だが、増田は「Jプロツアーではもちろん個人総合優勝、(昨年けがで欠場した)ジャパンカップでも優勝を目指す」。プロ初挑戦の飯野智行や堀孝明も「新人らしくがむしゃらに走る」などと意気込んだ。
また、新たな取り組みとしてシクロクロスチームを立ち上げることを明らかにした。昨年末に退団した小坂光が再び宇都宮ブリッツェンのユニホームに袖を通し、冬場のオフロードレースに参戦。小坂は「ロードレースのシーズンオフにも宇都宮を盛り上げていきたい」と話した。
全16戦の今季Jプロツアーは3月11日、千葉県成田市で行われる「クリテリウムin下総」で開幕。全日本選手権(4月28、29日・岩手県八幡平)のほか、東日本大震災の影響で昨年は中止となったツアー・オブ・ジャパンなど国際レース5戦にも参戦する。