リンゴの花が開花し、授粉作業を進める農家

 【矢板】県内有数の生産量を誇る市内のリンゴ農家で、白や淡いピンク色のリンゴの花が見頃を迎えている。20軒ほどある市内の農家では、開花とともに授粉作業を進めている。

 中の岡本林檎(りんご)園は20日、園主の岡本雅和(おかもとまさかず)さん(64)が午前6時半ごろから作業を開始。一般的な授粉は棒の先に花粉を付け手作業で掛け合わせるが、同園は水などに花粉を混ぜ散布する溶液授粉を行っている。

 自走式の噴霧器が木の間を通りながら散布。花や葉には水滴が輝き、畑には虹がかかった。岡本さんは「溶液授粉は確立した技術ではないので試行錯誤している。秋にはおいしいリンゴが実ってほしい」と汗をぬぐった。