昨年の金沢大会。壬生藩の鳥居家宗家16代鳥居忠明さんの姿も(前列左から6番目)

 【壬生】江戸時代の全国各藩の子孫が一堂に会する「第18回全国藩校サミット」が2020年11月21、22の両日、町内で開催されることが決まった。毎年、藩校が存在した自治体と漢字文化振興協会が主催しており、水戸市(弘道館)、東京都文京区(昌平坂(しょうへいざか)学問所)などで開催されてきた。町にはかつて、県内最古の藩校「学習館」があり、町での開催は初めて。

 藩校は江戸時代に各藩が藩士の子弟教育のために設けた学校。壬生藩は「学習館」で、多くの子どもたちが儒学、論語、医学、算術、剣術などを学んだ。

 町は14年に「学習館」の開学300年を記念して壬生論語古義塾を開催したのをはじめ、07年度からは本格的な論語教育を行い、昨年は東京・湯島聖堂公認の「壬生論語検定」を初めて実施。地方での論語検定としては過去最多となる437人の小中学生が受験し、全員が合格した。今回、これらの活動が認められた。

 昨年の金沢大会では、旧藩当主30人を含む48藩の関係者が出席。記念講演や徳川家当主、前田家当主、東大教授の3人による鼎談(ていだん)が行われたほか、藩校の精神を未来につなぐ努力をすることを盛り込んだ宣言などが発表された。