公園など街なかの空き空間を見つけ、興味を示す参加者

 【宇都宮】中心市街地の土地利用などを考える「まちなか活性化シンポジウム~スポンジ化したまちなかの『空き』空間の可能性を考える~」がこのほど、馬場通り4丁目のうつのみや表参道スクエア多目的ホールで開かれ、市内の商店主ら約100人がまちづくりを考えた。

 市民らに駐車場化が進む街なかの現状を知り、景観やにぎわいを考慮した空き空間の利活用を考えてもらおうと市が初開催。佐賀市の地域再生に取り組んできた建築家西村浩(にしむらひろし)さんを講師に迎え、土地が供給過多にある地方都市の可能性を探る機会とした。

 西村さんは「補助金に頼らず、地域内で経済を循環させられるよう空き空間を活用する仕組みや制度づくりが必要」と指摘。狭いエリアからまちづくりに取り組み、周辺地域への波及効果を狙う“たまねぎ戦法”を紹介しながら、子どもが集まる安全な街がコンパクトシティの実現につながると説いた。